ヴィノテーク「クロックムシュー」

私にとっての理想の酒場の条件の1つに、ちょっとした気の効いたものを食べさせる、があります。その意味でもヴィノテークは素敵な隠れ家です。
このブログでもご紹介済みの「ブルーチーズソースで和えたペンネと野菜、生ハムのグラタン ¥1,680」などはその代表的なメニューですが、他にも「フランス産仔鴨のフュメときのこのマリネ¥1,575」「スモークサーモンのバラ飾り セルフィユ添え ¥1,575」なども美味しいと思います。
そして今回ご紹介するのは、「クロックムシュー」ハムとチーズのホットサンド、です。
私は知らなかったのですが、なんでもフランスやベルギーのカフェではおなじみのメニューなのだとか。
フランス語で、「クロック」と言うと一般的に食パンで作ったホットサンドイッチのことを指すのだとか。
そのクロックにミスターの意味のムッシュが合わさってできた造語が「クロックムシュー」
これについては詳しいことはわかりませんが、
・名前の由来は、クロック(Croquer:クロッケ動詞)の“かりかりと食べる”という意味から、出勤前の紳士達が手軽に食べられるホットサンド。
・クロックとはカリカリっと噛む音のこと。ホットサンドも表面がカリッと焼きあがっていてその音からきている?
というような説があるようです。
で、クロックムシュー。薄切りのグリュイエールチーズとハムを挟んで表面を焼いた温製サンドイッチで、1910年頃にパリのオペラ座の近くのカフェで、夜遊びの人の夜食に考え出されたいわれています。
このクロックムシューに半熟の目玉焼きをのせるとクロックマダムというホットサンドに。黄身を崩してパンにからめながら食べると美味しそう。
基本はハムとチーズですが、いろいろなバリエーション・レシピがあるようです。例えば1927年にフランスの美食のプリンスに選ばれた、作家のキュルノンスキーが好んだとされるクロック・ムッシューは、ロックフォールに無塩バターを3割りくらい混ぜて練り、パンに厚めに塗って、ハムをのせてパンではさみ、溶かしバターのフライパンで両面こんがり焼く、というものです。
ヴィノテークのクロックムシューはシンプルなもので、オリジナルなレシピ?「パンにグリュイエールチーズとハムをはさみ、澄ましバターを使ってフライパンで焼く」に近いものではないでしょうか。
外がサクッ、パリッとしていて、中は溶けたチーズとパンがあわさってモチッとしていてその食感の対比がとても魅力です。ハムとチーズで塩梅の良い塩気で美味。
とてもシンプルなサンドイッチですから、評価がわかれるかも知れませんが、私はとっても気に入りました。
本日の逸品 クロックムシュー(ハムとチーズのホットサンド) 1,365円 ヴィノテーク
この記事へのコメント
今度の帰国(6月)の晩御飯にいいかも。
オードブルを何か取ればオカズ代わりになりますし・・・・・・。
(あいも変わらず金曜日の最終便を取った私です。)
クロックムシューは私のお気に入りです。
オードブルといえば、ナイトセットなどのセットメニューにオードブルがありますが、このオードブルだけをオーダーする事もできるような話もあります。試してみたことはありませんので、その内容や料金については不明ですが。