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zoom RSS 中の茶屋・真藍「黒ぢょか」

<<   作成日時 : 2005/03/17 10:42   >>

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※冬季限定メニューであった「黒ぢょか」は中の茶屋では現在(05年05月)メニューにないように思います。真藍の寿司コーナーで見たメニューには「赤兎馬(黒ぢょか)」が載っていました。ただこれが割り水した下記のものと同じかは未確認です。05年05月12日付記。

真藍と中の茶屋で提供されているメニューです。
「前日から割水した焼酎界のサラブレット秘蔵焼酎「赤兎馬」(芋焼酎)とほんのりゆずの香りを熱燗でお楽しみ下さい。」

オーダーすると写真のように割水した焼酎を入れた黒ぢょかが卓上コンロといっしょに運ばれてきます。これで3分程熱燗していただくわけです。
「黒ぢょか」の表面が暖かくなってきた頃が飲み頃。温める温度の目安は人肌程度と言われています。
「黒ぢょか」の表面の温度と中味の温度は違って、中の焼酎は表面の温度より高くなっています。温めすぎてしまうと必要以上に焼酎の香りが飛んでしまうので、温めすぎないのがおいしく飲むコツ。

ストレートやロックでも焼酎の旨さを楽しむことができますが、お湯割りにすることで香りがふんわりと立ちます。また、温めることにより舌の味蕾細胞が敏感になるのでより焼酎の個性を味わえるのだとか。ただし、柑橘系の香りのあるものはロックやストレート向きだそうです。
このお湯割の究極の方法と言われているのが、「割水」燗です。
焼酎をあらかじめ5対5や6対4など好みに応じて割っておき、冷蔵庫で寝かせる。一晩(以上)寝かせることによって焼酎と水の分子が(分子レベルで)混ざり合ってより円くなるのだとか。
それを燗して温める事によって香りよく、円みのある味わいの旨い究極!?のお湯割り焼酎になると言われています。
確かにまろやかです。直にお湯割りにした時のようなツンと鼻に来るにおいとは違った香りを楽しむことができます。

黒ぢょかは鹿児島に昔から伝わる焼酎の燗つけ器です。「黒千代香」と書くようです。黒いちょか「千代香」ですね。
「「ちょか」は平安時代の”さしなべ”に持ち手をつけた銚子が変化したもので、琉球王朝時代の沖縄から酎家(ちゅうかあ)と呼ばれたものが鹿児島で「ちょか」となったと思われます。 鹿児島の「ちょか」は、持ち手に蔓(つる)を用いるのが特徴」だそうです。
「その注ぎ口がイノシシの牙に似ていることから「猪牙(チョカ)」という」との説もあるようです。
「黒千代香」はそろばん玉のように上下対称の形をしているのですが、「上半分が桜島で、下半分が錦江湾に映った部分」だとされているとか。ちなみに鹿児島の「グイ呑み」は桜島を逆さにした形だとか。やはり薩摩は桜島が象徴なのですね。

最近では直接火にかけることのできない(割れてしまう)黒ぢょかもあるようですが、本来は火にかけて燗しながらいただくもの(だと私は思います)。

左手に猪口(ちょこ)右手に「ちょか」を持ち、これを絶えずとろ火で暖めながら焼酎を飲むのが通人なのだとか。本格焼酎の最もうまい飲み方と鹿児島では言われていると聞きます。
一度試してみられてはいかがですか?って紹介するのが遅すぎ(冬季限定メニューです。3月13日現在提供されていますが)ですが。。。


ところで、中の茶屋で「黒ぢょか」は本来夕方以降に出されるメニューのようです。13日昼(この日は雪)オーダーするとそんな感じでした。「ご用意することができます」という事でだしていただきました。感謝!
私が思うにはハウステンボスはリゾートであり、リゾートライフにおいてアルコールは重要な要素の1つだとのんべは思います。
のんべの方の多くに同意いただけるものと思いますが、休日の朝や昼間から一杯やる時のなんともうしろめたいような満足感!ああっ!休日を満喫しているなァという充足感。
その意味でも昼間のアルコールメニューについては再考していただきたいなァと。オープン当初に比べるとそのような意味での大切なのんべスポット・のんべアイテム(メニュー)は減少しています。ビール以外のものをもっと楽しめるようにしていただきたい!と力が入ってしまいます。

日帰りで客でも楽しめるようにランチタイムのアルコールメニューは大切にしていただきたいな。
ちなみに「平均的な日本人が日本酒四百ミリリットル(ビール大瓶二本強)を二十―三十分かけて飲酒すると、血中のアルコールが完全に消失するのは約七時間後」で、飲酒後30分から2時間後に血中アルコール濃度のピークがくるようです。もちろん個人差はありますし、飲酒量によっても違ってきます。
ランチタイムに黒ぢょかを楽しんでも花火を楽しんで帰る頃には、私の場合素面に戻っている勘定です。
酔っ払うほどに飲むのは論外だと思いますが、お昼にちょいと一杯。至福のひと時を。もちろん、宿泊時など車を運転しない時は存分にナイトタイムリゾートを。

本日の逸品  黒ぢょか  880円  中の茶屋・真藍

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コメント(5件)

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これはまた・・・・・・随分レトロなものが出てきましたね。
昔の「お銚子」ですよね。(今では徳利のことを「お銚子」と呼びますが。)
確かこの「黒ぢょか」と同じようなものを、両国の「江戸東京博物館」か深川の「江戸資料館」のどちらかで見たような気がします。

九州で育った父も(生まれは尼崎付近らしいですが、7歳からずーっと水俣にいるので良く覚えていないそうです。)よく焼酎を水で割り、それをお燗して飲んでいました。(あれ?今でもしてるかな?)「寒いときにはこれが一番!」って言いながらだったような・・・・・・。

>休日の朝や昼間から一杯やる時のなんともうしろめたいような満足感!ああっ!休日を満喫しているなァという充足感。
そうそう、これは確かに癖になりそうな感覚ですよね。それに、美味しいお料理と言うのはもともと酒の肴として発展してきたものがほとんどですので、料理をより美味しく味わうためにもアルコールメニューは時間を問わず楽しめるようにしていただけると良いですね。(こちらのおつまみも立派な料理になっているものがほとんどですものね。)
chibapeanuts
2005/03/19 08:15
chibaさん、コメントありがとうございます。
鹿児島あたりではまだ広く使われているのでしょうか?
近年の第3次焼酎ブームで酒器への注目も増してきたようで、黒ぢょかを使っている店も少しずつ増えてきているようです。
お湯割りと言えば、焼酎を入れてそこにお湯を注がれる事が多いように思いますが、本来はお湯を先にいれて、ほどよく器とお湯がなじんだところに焼酎を注ぐのが香りと味わいを楽しむコツだとか。逆にすると熱湯が焼酎の分子!に直接ぶつかってしまうので味わいが損なわれてしまうのだとか。両者の違いを感じることができるか試してみたことはありませんが。。。
その意味ではお父様の「水で割ってから燗して飲む」のは理にかなった飲み方・焼酎飲みの飲み方なのでしょう。
黒ぢょかを用いるのであれば「割り水」したものを燗するのが、本格的なのでしょうが、事前に仕込が必要なのでごく一部の店でしか楽しむ事のできない飲み方です。焼酎党であれば一度は試していただきたいです。
黒ぢょかは本来冬季限定メニュー。いつまで楽しむことができるのか。。。
mattarinonbe
2005/03/22 00:44
亀レスですが、「お湯割り」についてひとこと補足をさせてください。
水俣の、ことに年配の方はお湯割りの際に焼酎を先に容器に入れるのをタブー視しています。
これは・・・・・・縁起の悪い話で申し訳ありませんが・・・・・・冷たいものに熱いものを入れてちょうど良い温度にする、というのが“湯灌”の状態になるから、というものだそうです。ですので、お燗をする間もなくどんどん焼酎を空ける(ポットと焼酎の壜を用意して、ですね)ときにも必ずお湯を先に入れていますね。
chibapeanuts
2005/04/09 14:25
両親はまだ水俣に居ますが,13歳までしか住んでいなかった私は,そこで大人の生活をしていませんので,何か妙に心を動かされるものがありますね...

昨年だったか,つばめ開通にて鹿児島の磯庭園に行った時,売店で直火にかけられる黒ぢょかを売っているのを見かけましたが,見た目には元々直火にかけそうな雰囲気のある酒器ですよね...
ちなみに,私の祖父(母の父,薩摩人)は電子レンジを手に入れたときから焼酎を水で割って電子レンジに入れていました.
焼酎の味が分かるようになってから私もやってみましたが,確かにイケますね.

なお,熱湯をガラスの器に入れて割ったことのある私は,なかなか先に湯をコップに入れることができません.
もっとも,おうちでは陶器を使いますから,関係ありませんけど.
もちろん,電子レンジ使用です.(^_^;)
toy.
2005/04/10 01:00
chibaさん、toy.さんコメントありがとうございます。
「黒ぢょか」はもともと冬季限定メニューだったこともあってチューリップ祭りが終わった今はメニューから外れていそうです。私としては残念。
ぜーランドで黒ぢょかが売られているのをみて買おうかなァとだいぶ考えました。薩摩焼の置けない杯ソラキューも売られていて、焼酎党には嬉しい品揃えでした。買わなかったけど。。。
mattarinonbe
2005/04/24 04:05

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